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ピストバイク入門

ピストバイクの乗り方

投稿日:2010年8月13日 更新日:

ピストの乗り方

シティサイクルとの比較

ピストバイクとシティサイクルの大きな違いは固定ギヤというところです。それから乗車姿勢、視野、乗り心地速度など同じ自転車なのに大きく違います。

初めてピストに乗ると全く違う乗り物のように感じる人が多いと思います。なので多少慣れが必要です。慣れてくると固定ギヤの独特の操作感に楽しさを感じることができると思います。

まずは基本的なピストバイクの乗り方を覚えて軽快に走れるようになりましょう!!

乗り始め方

まずはピストに跨ごう

ピストやロードバイクなどトップチューブが高い位置にあるため基本的に跨いでから乗り始めます。俗に言うママチャリなどは女性にも乗りやすくするためトップチューブが低めに設計させているので、よく年配の方がやるペダルに足をかけて勢い付けてから跨ぐ乗り方ができるのです。ピストでは固定ギヤなので勢い付けている最中にクランクが回ってしまうので危険なため出来ません。

跨ぎかたのコツとしては、車体を出来るだけ倒します。するとトップチューブが地面に近づいて跨ぎやすくなると思います。

この時シートに座らないでトップチューブに跨ぎます。あくまでもシートに座るのは漕ぎ始めてからです。

ペダル位置の調整の仕方

フリーギヤの自転車の場合、止まっていてもペダルを空転させて好きな位置に移動させることができます。ピストではタイヤと直結していますので止まった位置によってペダルの位置が決まってしまいます。

そこでピストではペダルの位置調整をしなくてはいけない時があります。原理は後輪を浮かせてクランクが動くようにするだけです。やり方はいろいろありますが、3つほど紹介します。

  • フロントブレーキを掛けながらトゥクリップでペダルを持ち上げ同時に後輪を浮かせる方法。
  • 上記のブレーキを使わない方法。瞬間的に力を入れると後輪が空転する。
  • シートを持ち上げて後輪を浮かせる方法。

一般的にシートを持ち上げて後輪を浮かす後方が使われます。ブレーキがなくても確実にできるからです。自分にあったやりやすい方法を見つけてみましょう。

漕ぎだし

ピストでは踏みだすペダルが下死点(6時の方向)に辿りつくまでにシートに座り、もう片方の足をペダルに乗せなくてはいけません。下死点を過ぎてしまうと、ペダルが直結しているため減速しだし乗ることができなくなってしまいます。

初心者でどうしても乗れないという方はまずトップチューブに座ります。次に地面に着いている足でバランスがとれるぐらいまで助走を付けます。そしてそのままその足をペダルに乗せ、最後にシートに座ります。この方法だと割と簡単に乗ることができると思います。

トゥクリップのはめ方

初めての人はこのトゥクリップをはめるのに苦戦するかと思います。ピストでは乗りだしてしまうとクランクが回り続けるその状況下の中、乗りながらはめるのは慣れが必要になってきます。基本的には乗る時の漕ぎだすペダル側は予めはめておきましょう。

ポイントは、足の指の付け根あたりでペダルの先端を引っ掛けてクルっと回るように動かします。うまく入らないでクルクル回ってしまう 場合はペダルを引っ掛ける足の位置が悪いことがほとんどです。靴、トゥクリップにもよりますが、つま先の方過ぎず、土踏まずまでいかないぐらいのベストなポジションを見つけてみて下さい。

ペダルを回すタイミングのクランク位置はペダルが下死点に辿りつく手前あたりで行うとやりやすいです。速度はできるだけ低速を維持しましょう。なれて来ると速度が出ていたりクランク位置も気にせずはめられるようになります。

引き足

引き足イメージ
引き足

通常ペダルを漕ぐと言われたら踏むイメージが強いと思います。引き足とはペダルが下死点を過ぎた時にトゥクリップを使って赤い矢印のように引き上げることによってペダルに力を加えることを言います。

引き足の利点は360°常にペダルに力を加えられることと、単純に踏む+引き足の力がペダルにかかるので踏むだけより確実に力をかけることができます。

引き足を使うと上り坂が楽になったり、走り出しの加速の向上などが体感できます。

バックの踏み方

バックを踏むイメージ
バックを踏む

簡単に言うと車やバイクのエンジンブレーキみたいなもので主に減速やスピード調整に使います。固定ギヤだからこそできるテクニックの一つです。基本的にはリヤブレーキの役目を果たすほどの制動力を得ることはできませんのであくまでもスピード調整ぐらいに考えましょう。

やり方として、ペダルが下死点を過ぎてから突き上がってくるペダルを赤い矢印のように抑え付けるイメージで青い矢印の回転方向に逆らうように踏みます。この時、無理やり止めようとするとお尻が持ちあがって前方に投げ出されそうになるので、あくまでも抵抗を加える程度に踏みます。特にクランクの回転が速い時には弱く踏む事を意識しましょう。

引き足を減速に使うイメージ
引き足を減速に使う

慣れてきたら次は引き足の原理をバック踏みに応用してみましょう。ペダルが上死点(12時の方向)を通り過ぎたらトゥクリップを使って赤い矢印のように上に引き上げ回転方向に逆らいます。この時クランクの回転が速いと難しいのである程度速度が落ちてきたら使いましょう。引き足は力をかけるだけ制動力が上がります。

バックを踏みながら引き足を利用して2重の減速が出来るようになると急な下り坂、急な場面など除けばほとんどブレーキを使わなくても走れるようになります。

降り方

スポーツ自転車は一般的にシートに座った状態だと足が地面に着かない高さが基本となっています。よってその状態からシートに座ったまま足を着こうとするとバランスを崩しやすくなりがちなので、降りる時はシートから前に降りてトップチューブに跨ぐ感じで足を着きましょう。この癖を付けることによって急にバランスを崩した時、コケる可能性が非常に少なくなりますので無意識で出来るように体に染み付けましょう。

練習方法

ピストに慣れていないうちはブレーキをかけた時に無意識にペダルに乗せた足を止めてしまいがちです。これをしてしまうと固定ギヤのため突き上がってくるペダルによって身が投げ出されるように体が持ち上がってしまいます。

初めて乗る時は終始ブレーキを掛けながら前に漕ぐことだけを意識します。スピード調整はブレーキで前に漕ぎ続けます。この時の状態はフリーギヤの自転車と同じ感覚なのでとりあえず乗ることが出来ると思います。まずはペダルの回転を止めないという事を体に覚えさせる事が重要です。

なれてきたら足の力を抜いて自転車の慣性で進めるように練習します。要はフリーの自転車でペダルを止めている状態をピストでやるということです。ペダルを動かすのではなく、ペダルに足が動かされているという感じです。

ある程度慣れてきたらバック踏みや引き足など覚えていきましょう!

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