チェーンリング交換とは?
ギヤ比を変える時は一般的にコグを変更することが多いと思いますが、
しっくりくるギヤ比がコグの変更で出せない、スキッドエリアが少ないなど細かな設定に対応することができます。
もちろん見た目の印象も大きく変化するので見た目だけでもカスタムしてみてはいかがでしょうか!
チェーンリングは様々な種類がありますが、基本的にピストでは「1/2×1/8(厚歯用)」を使用します。
⇒チェーンリングついて詳しくはこちら
⇒ギヤ比ついてはこちら
⇒コグ交換についてはこちら
チェーンリングに大きな大差はありませんので見た目で選んでも良いと思います。
プレート状の見た目はストリートな雰囲気を、肉抜きされているものは競輪系のようなクラシカルな印象を与えてくれます。
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一切の責任を負いません。
必要な道具
必要な道具
最低六角レンチがあればなんとか交換はできます。ここではホイールを取って解説していますのでホイールを外すときは15mmのレンチが必要です。
マイナスドライバーはチェーンリングを固定するナットがうまく締まらない時に使用します。
チェーン交換の仕方
ホイールを外した状態から解説しています。
ホイールの外し方について詳しくはこちら
チェーンリングは5つのボルトでクランクに固定されています。
まずは六角レンチを使ってボルト、ナットを外しましょう。
ボルト類が全て外せたらチェーンリングをペダルにくぐらせて外します。
ペダルがかなり大きい場合はペダルの脱着が必要になる場合もあります。
ペダル交換の詳細はこちら
取り外したチェーンリングをボルト、ナットです。
ボルト、ナットは付け替えをしない場合また使うのでパーツクリーナーなどで奇麗にしておくとよいでしょう。
今回はこのチェーンリングを使用します。PCD130の5穴、44T、厚歯です。
チェーンリングについてはこちら
見た目はあまりかわりませんが、42Tから44Tに丁数を増やします。
外した時と同じようにペダルにくぐらせてクランクに持っていきます。
新しいチェーンリングをクランクにあてがってみました。
あまり変化しませんが、気持ち大きくなった気がします。
チェーンリングを仮締めしていきます。
後ろ側のナットが回ってしまわないように、手で抑えながら5つのボルトを仮締めします。
ボルトを締める順序は図の順番の様に対角線上にあるボルト順で進めていきます。
車のホイールを締めるのと同じで一カ所に力が集中しないようにするためです。
本締めの際、後ろ側のナットが空回りしてしまう場合はマイナスドライバーで固定しながら回します。
全て本締めをしたらチェーンリングの交換は無事終了となります
今回チェーンリングの丁数を増やしたのでチェーンも交換しました。
チェーンリングよりチェーンの方が主張してしまいましたがチェーンリングの交換は以上です。