競技仕様(オールドルックス)
特徴
- 細身のフレーム
- ギヤ比重め
- 幅が狭いドロップハンドル
- 下に長いスレッドステム
- 細めのスポーク
- チューブラータイヤ
- 空気圧高め
もともとピストは競技用の自転車なので純粋に速さを求めたセッティングになります。ギヤ比は重めでトップスピード重視。スポークを細くし、ハンドルのグリップ部分を低くして前傾姿勢になることで空気抵抗を少なくして速さを追求します。
トリック仕様(ストリートルックス)
特徴
- 太めのフレーム
- 太めのフォーク
- ギヤ比軽め
- 幅広く高めのライザーハンドル
- 短いアヘッドステム
- 太めのタイヤ
- 空気圧高め
競技仕様とはほとんど逆のセッティングになります。ギヤ比は低めにし、剛性の高いアヘッドステムでハンドルの位置は高めにすることによって操作性がよくなりトリックがやりやすくなります。町乗りでもこのセッティングが乗りやすいと思います。
スキッドは空気圧高めのチューブラータイヤがやりやすいですが、町乗りならクリンチャータイヤで十分だと思います。
バースピン仕様(トリック仕様)
バースピン(ハンドルをグルグル回すトリック)が可能になるカスタム。一般的なピストはハンドルを1回転させようとするとフレームにタイヤが当たってしまいます。そこでフロントフォークをストレートフォークにしたり、フロントホイールを小さく(700C→650Cなど)してハンドルを回せるようにしたカスタムです。
もちろんブレーキがあると回せないので付けられません。
ファニーバイク
トップチューブが前さがりなフレームで前輪を小径ホイールなどといった外観をファニーバイクを呼ばれています。前輪を小さくすることで前傾姿勢になり空気抵抗を少なくすることと、競技のとき前走者との距離を少しでも縮めることができる利点があります。