- コード -cord-
- 繊維の層で出来ているタイヤの骨組みのこと。この繊維の量が多くなるほど強度、軽量性、耐パンク性が向上する。逆に繊維の量が少ないとその分ゴムの量が増えるのでタイヤの磨耗による寿命が長くなる。繊維の本数はTPIと表記される。
- コーン -cone-
- カップアンドコーン式のベアリングに使われる部品のこと。ベアリングの玉を押して玉の動きを円滑にする役目がある。
- 高張力鋼 -hight tension steel-
- 普通の鋼に合金成分を添加させたり鋼成分の調整など行って強度を向上させた鉄素材のこと。ハイテンションスチールと呼ばれ略してハイテンと言うことが多い。
- コースターブレーキ -coaster brake-
- 自転車のブレーキの一種で、ペダルを逆回転させるとブレーキがかかる仕組みのハブのこと指す。ペダルを止めると空転するフリーホイールの役目も兼ね備えている。ブレーキワイヤー、レバーなどを必要としないので見た目がすっきりする利点がある。主にビーチクルーザーなどに装備されることが多いがピスト風自転車などに外観美のため装備されていることもある、。
- コーナリング -cornering-
- カーブを曲がることをコーナリングと言う。ピストではコーナリングの時でもペダルを止めることが出来ないので地面にペダルが当たる可能性が高い。そのためピストのボトムブラケットの位置が若干高めに設定されている。
- コグ -cog-
- スプロケットのこと。ピストでコグと言えば、リヤに付ける固定ギヤの意味合いが強い。
- 固定ギヤ -fixed gear-
- フリーホイール機構がないスプロケットのこと。固定されているので後ろにこぐとバックもできる。主にピストバイクや古典的な自転車に付いている。
- 固定ハブ -track hub-
- 固定ギヤが装着できるハブのこと。トラックハブとも呼ばれる。固定ギヤが装着できるものにはロックリング用のネジが切ってあるのに対して、フリーギヤ用にはロックリング用のネジは切られていない。そのため両者の互換性はないので注意。
- こま -link-
- チェーンにおいて、長さを調整する時の最小単位。リンクとも呼ばれている。内側リンクと外側リンクが合わさって最小単位の1こま(リンク)となる。
- コラムクランプ径 -column clamp diameter-
- アヘッドステムにおいて、フォークから伸びているステアリングコラムをつかむ部分の直径のこと。
- 転がり抵抗 -rolling resistance-
- タイヤが転がる時に生じる路面との走行抵抗のこと。転がり抵抗はペダルの重さに影響し、抵抗が大きいとペダルが重くなる。
ピストバイク用語集「コ」
投稿日:2010年3月15日 更新日: