fixedstyleロゴ

ライザーバーやブルホーンなどピストバイクのハンドルのことなら【Fixed Style】

パーツ

ハンドルの基礎知識

投稿日:2014年2月11日 更新日:

ピストバイクハンドル

ハンドルの種類

ハンドルだけでも沢山の種類がありますが、ここではピストによく使用されているものを紹介します。

ピストバー

ピストバー
ピストバー
ロード用
ロード用と比較

ピストバーとはドロップハンドルの一種で、ロードバイク用ハンドルが水平部分があるのに対して、ピスト用は水平部がない曲線だけで作られています。前から見るとなで肩のような見た目でスリムな形状をしています。

ストレートバー

ストレートバー
ストレートバー

ストレートーバーは名前の通り曲がりがないまっすぐなハンドル。スイープが付いているものもあります。

ライザーバー

ライザーバー
ライザーバー

ライザーバーはストレートバーの両端が斜め上に持ち上がり、グリップ部分が高くなっているハンドル。トリックなどする場合はこのライザーバーで高さがあるものを使うとやりやすいです。高さ、グリップ部分の角度などの細かな種類が沢山あります。

ブルホーンバー

ブルホーンバー
ブルホーンバー

ブルホーンバーとは、バーの端から前方に向かって牛の角のように突き出している見た目のハンドル。やや上向きに付け、縦にも横にも握れて幅広い使い方ができて見た目もかっこいいです。

BMXハンドル

BMXハンドル
BMXハンドル

BMX車に使うハンドル。ライザーバーよりさらに高くしたようなハンドルで、左右の上がり部分を水平の管(クロスバー)でつないであります。

こちらもトリックがやりやすいので流用することも可能ですがクランプ径(中央部)が22.2mmなものが多いのでステムの径も合わせましょう。

ノースロードバー

ノースロードバー
ノースロードバー

フレームとほぼ平行の長いにぎり部があるのが特徴。楽な姿勢で乗れるのでゆったり乗るなら丁度よいです。なのでトリックや走りには向いていないですね。

素材

材質はアルミ合金、クロモリ鋼、カーボンなどが使われています。カラーのやつは大体アルミです。

トラックレーサーや走りを追及する場合はハンドルを強く握り、最大限の力をペダル、クランクへかけるという目的で使うのでクロモリ鋼など鉄系素材を使用し剛性優先となっています。

ライズ

ライズ

ライズとは、クランプ部からグリップまでの高さのこと。ライザーバーやBMXハンドルなどの高さがあるハンドルの用語です。

スイープ

スイープとはハンドルのグリップ部分に角度が付いているのもがありその角度のことをいいます。

スイープは自分にとって乗りやすいなと思ったものでいいと思います。バースピンをする場合はバックスイープがないものにしたほうがよいです。

アップスイープ

アップスイープ

上方向に角度が付いている。立ちこぎのとき握りやすいです。

バックスイープ

バックスイープ

後方向に角度が付いている。角度があると握りが自然になります。

ダウンスイープ

ダウンスイープ

下方向に角度が付いている。これも角度があると握りが自然になります。

クランプ径

クランプ径

クランプとはハンドルなどのパイプを掴む部分のことです。クランプ径とはパイプを掴む部分の直径を表します。ピストバイクでは25.4mmが一般的に使用されていることが多いですね。ほかには22.2mmや26.0mmなどがあるので、合わせてステムも同径のものを使用しましょう。

基本的にクランプ部はグリップ部など他の部分より直径が大きくなっています。クランプ部が25.4mmの場合、他の部分は22.2mmとなっているものが多いです。

ハンドル幅

ハンドル幅

ハンドル幅はハンドルの端から端までのことを一般的にいいます。

ハンドル幅は乗り味に大きく作用し、安定感なども変わってきます。
幅を狭くしたカスタムもスタイリッシュに見え人気のカスタムの一つです。
それぞれメリット、デメリットがあるので自分のスタイルにあわせて選びましょう。

ハンドル幅が広い

ハンドルの幅が広いタイプでは、車体が安定しやすく少ない力でハンドル操作ができるのでトリックや街乗りなどに向いています。

ハンドル幅が狭い

ハンドル幅が狭いタイプでは、クランクが高回転の時に有利と言われています。幅が狭いとハンドルに力をかけやすくなり高回転時でのぺダリングに最適となります。反面、安定しにくくハンドル操作が重くなってしまいます。

ハンドルの選び方

ハンドルは見た目、操作感などがかなり変わってくるパーツなのでカスタムしたい方が多いと思います。基本的には好きなハンドルでよいと思います。ハンドルを切ってスリムにするのもカッコいいですよね。

用途で選ぶなら、走りを追求する場合クロモリ鋼のピストバーが基本です。街乗りやトリックをする場合はライザーバーなどすこし高めのハンドルにすると乗りやすくなります。

-パーツ
-

関連記事

チェーンの基礎知識

ローラーチェーン 一般的にほとんどの自転車に使用されているチェーンです。ローラーチェーンは外側プレート、内側プレート、ローラー、ピン、ブッシュ(ピンを通す筒)で構成されています。外側プレート2枚、内プ …

ボトムブラケット(BB)の基礎知識

ボトムブラケットとはクランク軸をスムーズに回転させるためにベアリングが内蔵されていて、なおかつクランク軸をフレームに固定する役目を持っています。 ボトムブラケットは略して”BB”と呼ばれることがありま …

フォークの基礎知識

フォークとはフレームに装着しハンドルと前輪をつなぐ操縦機関のことです。マウンテンバイクなどに使われているサスペンションが付いているタイプもありますが、ここではピストに使われるリジットフォーク(サスペン …

チューブの基礎知識

チューブのサイズはタイヤに表記されたサイズを同じものを使用します。チューブは空気を入れるとある程度伸びるので、1つのチューブで数サイズのタイヤ幅に対応しています。例(700×23-28Cなど) チュー …

ホイールの基礎知識

クリンチャーホイール クリンチャータイヤを装着できるホイール。タイヤのビートを引っかけるための溝があります。 チューブラーホイール チューブラータイヤを装着できるホイール。クリンチャーリムと違い、接着 …