種類
クリンチャーホイール
クリンチャータイヤを装着できるホイール。タイヤのビートを引っかけるための溝があります。
チューブラーホイール
チューブラータイヤを装着できるホイール。クリンチャーリムと違い、接着剤で装着させるため装着面が非常に滑らかになっています。
ホイールの形状
ディスクホイール
スポークの部分がディスク(円盤)になっているホイール。他の種類のホイールより空気抵抗が一番少ないですが重量があります。横風に弱いのでリヤに使用するのが一般的です。
バトンホイール
カーボンなどで作られた太く滑らかなスポークが3~6本付いているリムと一体化したホイール。空気抵抗も少なく強度があり、横風の影響も少ない万能ホイール。フロントに使われることが多いです。
スポークホイール
ほとんどの自転車はこのスポークホイールが使われています。リム、スポーク、ハブ、ニップルなどで構成されています。
スポークの組み方や使用するスポークの数、テンションのかけ具合などから様々なセッティングができます。
スポーク組の種類やスポークパターンについてはこちらへ
完組・手組
完組ホイール
すでに組上げられたホイールのこと完組ホイールと呼ばれます。各メーカーからホイールという商品で売られていますので品質が安定しています。
手組ホイールと違って、メーカー独自に設計された手組にはできない設計で作ることができる利点があります。例えば、スポークの本数が非常に少なくても強度が保てる構造になっているなど。
手組ホイール
ハブ、スポーク、リムなどを単体で自分でそろえて組み上げるホイールのことを手組ホイールと呼ばれています。
用途にあわせたスポークの張り方、細かなチューニングなどができるのが特徴です。きちんと組まれた手組ホイールは乗り心地が良いと言われています。
ホイールの選び方
完組、手組とありますが、町乗りで乗るくらいなら完組で十分だと思います。完組にないセッティングやパーツの組み合わせ、スポークの張り方に拘りがあれば手組を考えてみてはいかがでしょう。