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カスタマイズ

ハンドル交換

投稿日:2012年6月10日 更新日:

ハンドル交換

ハンドル交換とは?

ピストカスタムの第一歩!ハンドルを交換して見た目、乗り心地など大きく変化するカスタムの一つ。
トリック系、ストリートな雰囲気を出したければライザーバーに、スピード重視ならドロップやブルホーンなどがおすすめです。

基本的にはハンドル高さが高く、幅が広いほど乗り心地がよくなります。
逆にハンドル高さが低く、幅が狭いほど前傾姿勢になり視野が狭くなってスピード感が増してきます。
お好みのハンドルを早速付けてみましょう。

今付いているハンドルから極端に幅や高さが変わる場合は、ブレーキワイヤーの長さ調整も必要になる場合がありますので、ワイヤーの事も考慮しておきましょう。

※当ページでの作業を行う場合、自己責任でお願い致します。作業に伴う事故、怪我、破損などの発生については 一切の責任を負いません。

必要な道具

  • 六角レンチ
  • プラスドライバー
  • ペンチ
  • レンチ
必要な道具
必要な道具

スレッドステム、アヘッドステムともに、六角レンチがあればハンドルの脱着は可能です。
大体のブレーキレバーも六角レンチで外せますが、「プラス」ねじで固定されている物もありますのでその時にドライバーが必要です。

ペンチとレンチはブレーキワイヤー長さを調整する時に使用します。状況に応じて用意してください。
ペンチの他にワイヤーカッターを持っている方は奇麗に切れるのでおすすめです。

ハンドル交換の仕方(スレッドステム)

今回はドロップハンドルからライザーバーに交換します。
それに伴いブレーキレバーも交換します。

ブレーキレバー等を取り外しておく

まずはハンドル周りに付いているブレーキレバー、ライトなどを取り外しておきます。
グリップがある場合はグリップも外しましょう。
グリップがなかなか外れない場合はグリップとハンドルの隙間に中性洗剤の原液を数滴潤滑させると良いです。

ステムの六角ボルトを緩める

ステム前方の六角ボルトを緩めます。このネジを緩めればハンドルを取り外すことが出来ます。

ステムを広げる

緩めたけれど締め付けがキツくてとれない!
と、いう場合は六角レンチなどをステムの隙間に入れて、テコの原理で広げてみて下さい。

ハンドルを取り外す

ハンドルを横にずらして取り外します。

ハンドルがとれました

無事ハンドルを取り外しました。

ライザーバーの紹介

今回はこのライザーバーに交換します。
ハンドルカット、スポンジグリップの仕様です。

ステムに仮装着

片方のグリップを取り、ステムへ装着します。
ハンドルを中心に合わせ、好みの位置でボルトをしめて固定します。

ブレーキレバー

今回はこの片方で一度にワイヤーを2本引けるブレーキレバーに交換します。

スポンジグリップのカット

ブレーキレバーを固定する部分でスポンジグリップをカットします。

ブレーキレバーを装着

ブレーキレバーを装着します。
この時まだ完全に固定しなくてOKです。

残りのグリップをはめる

残りのグリップを装着します。

元付いていたブレーキのワイヤーを外す

元付いていたブレーキレバーからワイヤーを抜きます。
まず調整ネジの切り欠きの部分を合わせます。

アウターワイヤーチューブをひっぱる

アウターワイヤーチューブをひっぱり、合わせた切り欠きからワイヤーを通してブレーキレバーから外します。

ワイヤーの太鼓部分をとる

最後にワイヤーの「太鼓」部分を取り外します。

ブレーキがとれました

ブレーキレバーがとれました。
このままだとワイヤーが長過ぎるのでカットしていきます。
ひとまずワイヤーを完全に取り外しましょう。

ナットを緩める

ブレーキ本体にワイヤーをかしめているナットと緩めれば、
ワイヤーを取り外すことができます。

ワイヤーを取り外しました

ワイヤーを取り外すことができました。

ワイヤーをカット

インナーワイヤーを抜き、アウターワイヤーチューブを実際にあてがってみてカットする位置を決めます。

カット断面を整える

ワイヤーチューブをカットしたら、カット断面を整えます。
インナーワイヤーが通りやすくなるように穴を広げておきましょう。

ブレーキレバーに太鼓をセット

ブレーキレバーにインナーワイヤーの太鼓をセットします。
このときも調整ネジの切り欠きを合わせてセットします。

アウターチューブを通す

さっきカットしたアウターチューブをセットしたインナーワイヤーに通します。

インナーワイヤーをブレーキ本体に通す

そしてインナーワイヤーを
ブレーキ本体に通します。

ナットでワイヤーを固定する

インナーワイヤーをナットで固定します。
この時、ワイヤーを引っ張りながら遊びが出来ないようにする事がポイントです。

 インナーワイヤーをカット

インナーワイヤーを4〜5cmぐらい残してカットします。
最後にワイヤーのカット部分に金具を付けてワイヤーが散けないようにします。
ペンチなどで挟んで固定しましょう。

金具を広げる

ワイヤーがなかなか入らない場合はあらかじめ金具の穴をペンチで挟んで広げておくとやりやすいです。

完成

同じように後輪側もブレーキを付けて完成です!
ハンドルが大きく変化しなければ、ワイヤーの調整は必要ありませんが、
覚えておくとどんなハンドルでも自分で交換することができるようになります。

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