シートポストとは?
シートポストとは、シートチューブとシートをつないでいる部分のことです。シートポストがシートチューブに入る長さを変えることでシートの高さを調節しています。
規格
クランプ径(パイプ外径)
シートポストのクランプ径は27.2mm、31.6mmなどがあります。ピストでは27.2mmの外径が使われていることが多いです。
レールクランプ幅
ピストでは主に44mmが使われていることが多いです。シートのレール幅もこれに合わせましょう。
長さ
25.0mm~35.0mmあたりの長さがよく出回っています。
シート取付けボルト本数
1本締めタイプ
ボルト1本でシートレールを固定します。1本なので結構なトルクで締め付けないとシートが体重でずれることがあります。
2本締めタイプ
ボルト2本でシートレールを固定します。2本のボルトを使用しているのでシートの盗難もされにくくなります。1本より2本のほうがより固定でき、角度調整が細かく出せます。
シート角度調整機能
大体のシートポストにはこの機能が搭載されていますが、安価なものや完成車にデフォルトでついているものにはなかったりします。乗り心地に大きく左右されるので付いていた方がよいです。
エアロシートポスト
空気抵抗を減らすためにパイプの一部が細くなっているシートポストです。細い部分はシートチューブに入りませんので注意しましょう。
素材
鋼、アルミ合金、カーボンなどが使われています。一般的にはアルミ合金がよく使われていることが多いですね。
シートポストの選び方
対応しているシートが多いレール幅が44mmのものがおすすめ。長さは長いほど調整できる範囲が広くなるので長いほうが便利です。でも長くしても少ししかシートをあげないのであれば無駄に重くなるだけなので用途に応じた長さを選ぶのが一番よいと思います。
他には角度調整がきくのも、できればボルト2本でシートを固定するものがよいですね。